地域医療を守るために・・・
6月29日(日)
「胆江日々」の紙面には「再生安心の地域医療へ」と題して掲載されました。
読ませて頂きました、代表のおっしゃることは理解できますが・・・。
ご家族の皆さんのお気持ちを考えると、胸が痛くなります。
また、先生方をはじめ医療スタッフの皆さんは、私達市民のために毎日一生懸命働いて頂いていることに心から敬意感謝を申し上げます。
しかし私は、今の体制のまま病院を維持することは難しく改革は必要と主張してまいりました。
私は、議員となり総合水沢病院の経営問題は市町村合併時の懸案事項でしたので覚悟はしていましたが、雪だるま式に増える不良債務をどうしたら解消できるか?
市民の方からご指導を頂いたり、皆さんからご意見をお聞きしたり、資料を精査したりと大変でした。
不良債務比率が10%以上になると、なかなか借金をすることは出来ません。
医療機器を新しくすることも出来ず・施設改修等魅力ある病院づくりがむずかしくなります。合併当時50%台の不良債務比率が、一般質問での答弁で梅田事業管理者は「不良債務額約28億円・不良債務比率126.7%で、公立病院特例債の活用により19年度までの不良債務を解消したとしても新に4億3千万円の不良債務を生じ不良債務比率は19.4%と大変厳しい状況がみこまれます・・・」と答弁しています。この平成20年度に限って借りることの出来る「特例債」を借りるためには「改革プラン」を秋頃までだし国の承認を得る必要があります。そして3年後には黒字化を図らなければなりません。
大変難しい課題だと思います。
子育てNO1を目指している奥州市ですが、教育費はまだまだ足りない状況ですし精神以外の福祉の充実も必要です。更には先日奥州市を襲った地震による被害の対応にも多額のお金が必要になります。
病院特例債(14億8274万余円)を借りるためには、19年度の不良債務見込み額23億9805万余円のうち、9億1,531万余円は自力で返さなければなりません。市長は合併特例債を一時借りるとしています。水沢病院を守るためには仕方がないと思います。
それだけに、大切な財源です。相当な覚悟で建て直しをしなければなりません。
失敗は許されないのです。
「決して、精神だけを改革すれば何とかなる問題ではありません」
病院から頂いた、各診療科の原価計算の資料によると、どの診療科も一定の繰入をしても、赤字です。もう先送りは許されないと強く思いました。
精神医療は、国も認める不採算医療です、だからこそ「精神保健及び精神障害福祉に関する法律」第19条の7において県の医療とされています。この際奥州市の窮地を訴え県にお願いすることも検討してほしい。」と考えました。
その上で、例えば県立南江病院の分院には出来ないのか?等々、県への要望等市民の皆さんと議論し、活動することも必要なのではとも考えました。
しかし、病院事業設置者である相原市長は6月議会の私の一般質問で「精神科の入院を再会しなければ水沢病院の改革は出来ない・・・いかなる方途をもっても常勤医師の確保をしたい」と覚悟の程を議会で示しました。
胆江医療圏の中、胆沢病院を中心に水沢病院や他の病院と医療連携をし地域医療を守らなければなりません。そのためにも水沢病院は自治体病院としての役割しっかりと担い健全経営に努めなければならないと思います。


